マネーゲーム

先月、はじめてマネジメントゲームなるものに参加しました。

ひとことでいうと、経営をゲーム感覚で体験できるというものです。

私が参加したのはeコーマス版ですが、資本金300万円を使って、商品を仕入れ&販売して、40分を1期(1年)として、会社を経営する(大きくする)ゲームです。
(様々な業種のバージョンがあり、業種によって内容がだいぶ変わるようです)

ところで私、根拠はないけど経営について自信あったんですよ。

今行ってる会社でも、スタッフと広告出すときや売上の話をするとき、利益の話をしたりしますし。

でもねー。

全然ダメだった。

6期までやったのですが、最後、会社を倒産させてしまいました。(爆)

初見のゲームっていうのもあったし、経理苦手っていうのもあるんだけど…。

時間に追われるのもあって、焦ったりして結構プチパニックになるんですよね。

そして破綻…。

このゲームやって帰った翌日、会社の人達に、

「私は会社を倒産させるぐらいにしか経営センスなかったです。スイマセンでした」

って謝りましたもん。(笑)

次があったらリベンジじゃー。
(講師の先生達は、赤字や債務超過になっても、諦めたらそこで最後ですって何度も励ましてくれました)

ところでこのゲーム、やってみて、なんというか、「お金を稼ぐ」ということについての見方がちょっと変わりました。

そもそもマネジメントゲームはゲームなのですが、やりかたによって自分の会社の経済状態が、良くなったり悪化したりします。

でも悪化したらしたで、これをネタにしながら講師の先生とか、周りの人達が笑いながら話を進めてくれたりします。

そして、ああでもない、こうでもないとお互いに話をしたり。

なんというか、お互いライバルではあるんですが、仲間でもあるし、一体感もでるというか…。

実際の社会だと、経済的に破綻した人って見向きもされなかったり、人が離れていったり、自業自得でしょって見放されたりって話をよく聞くのですが…。

でも実際は「お金を稼ぐこと」ってゲームであって、お金を稼ぐのが下手であったり、収入が少ないからといって、その人自身の人間性は関係ないかもしれない。

ということを、体感として感じたんですね。

だってゲーム上だと、ヤバくなってもふつうに隣の人と

「わーうちヤバイー」

「私も〜」

って話をして盛り上がりますもん。

無視されたり蔑まされることがないわけです。

よくね、本とかでお金持ちの人が、

「稼ぎがいいことと人間性は関係ない」

といったことを言ってたりするのですが、どうしても、

「そりゃあんたは成功してるからそう言えるんであって、収入が少ない人にはそう思えねーよ」

みたいに思っちゃいがちですが…。

なんだろう…

今のお金でまわる社会って、それでないと世界がまわらないからそうなってるんじゃなくって、このお金を稼ぐというゲームが楽しいから人類全体が暗黙の了解としてこのマネーゲームをやってんじゃないの?

という感覚になったんですね。

所詮はゲーム。

みたいな。

もちろんお金という仕組みが便利だからそれを使うのはわかりますし、生まれた直後から有無をいわさずこのマネーゲームに放り込まれてしまってるのは認めますが…。
(生まれた場所により、経済的な有利不利が生じるのも承知しています)

なんかね。

収入が少ないと蔑まれたり、自己嫌悪に陥ったりすることがあるかもしれないけれど、

たぶん、それって本質的な人間性とはあんまり関係ないんじゃないかな。

と。

むしろその経済的に不利な立場にいるのなら、そのことについて自分の心が抱え込みすぎて(悩みすぎて)、人格が歪むぐらいに思っちゃう(思い込まされる)ことのほうが問題なんじゃないかなって。

そういう問題さえ抱えていなければ、もっと自由でハツラツと生きていられる人ってたくさんいるんじゃないかなって。

なんか、そういうことを思った次第です。

今の社会がマネーゲームで成り立ってるのなら、それを嬉々として参加できる人には(むしろギャンブラー要素の強い人には)、楽しい世界かもしれないなって。

目からウロコでした。