初心者のための同人誌作り方講座「同人師。」

3年間同人活動を行った元同人作家が教える、コピー本、オフ本、ペーパー等の、同人誌の作り方サイトです。

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カテゴリー:アンソロジーを作ろう

アンソロの編集、入稿しよう【同人アンソロジーの作り方4/4】

原稿が提出されてきたら、編集作業に入ります。

まず、原稿のページ数が揃っているかどうか。

また一旦原稿に目を通してみて、脱字等ないかチェックします。

脱字等、どうしても修正が必要なページがあれば、その分の修正等をお願いします。

そして原稿が揃ったら、それぞれの原稿のページ数や内容を見合わせながら、順番を決めていきます。
(この順番が結構悩むそうです)

参考までに、市販の商業雑誌などは、一番はじめにおすすめのものや面白いものをもってくるように編集されています。

それから多人数の原稿を編集していると、穴埋めしなくてはならない場合が多分に出てきますので、その穴埋めもしておきます。

穴埋め漫画、穴埋めトーク、インフォメーション等などがあります。

この段階で台割を作っておくと、ノンブルを打つときなどに便利です。

そして目次や編集後記、内表紙、奥付、コメントページなども作ります。

奥付は発行者の情報を記載します。

順番が決まり、原稿が揃ったら、最終段階でノンブルを打っていきます。

編集完了後、再度ざっと目を通して入稿して完了です。

イベント合わせのときは、イベント会場に直接搬入もアリです。

宣伝について

アンソロ発行と同時に宣伝も必要になってきます。

宣伝は自分のサークルが基本となって

「こういう合同誌、アンソロをいついつのイベントで出します!」

という告知を行っていくのが基本です。

執筆者さんの方で告知手伝ってもいいよ。という方に告知を手伝っていただくのもアリです。

販売は基本的に主催者サークルのスペースで行います。

(執筆者さんの方でも協力の申し出がある場合は、協力していただくのもアリです)

お礼について

本が出来上がったら、お礼をかねて執筆者さんには1部づつ進呈していることが多いようです。

本の進呈方法は執筆依頼時に希望を聞いておくといいかもしれませんが、イベント合わせの場合、そのイベントに執筆者さんが参加されている場合は、お礼もかねて挨拶に出向き、本を渡すのがいいかと思います。

なお、アナログ漫画原稿等、原稿の返却を希望されている方には本と一緒に原稿を返却しましょう。

とまぁ、アンソロ作成の流れは以上のようになります。

少しでも参考になればと思います。

本当はもっといっぱい質問してたのですが、何せアンソロを作ったことがない人間がアンケートをまとめたものですから、何を載せてよいものやら分かってなくて…。^^;
(ほんと、アンソロは一度作ったことある人に聞くのが一番早いです)

あと、アンソロ制作の上でのちょっとしたメモを記載しておきます。

アンソロは様々な人が関わってきますので、対人関係が重要な位置を占めます。

なので、約束を破らないようにすることが大事になってきます。

また、本の制作に関して、自分が知っていることや、常識とされることでも、依頼された方は知らないことがあります。(それぞれの経験値が違うのが普通です)

そういう方の質問には、逐一マメに丁寧に対応する必要があります。

同じ質問の繰り返しを防ぐためには、Q&A集などを作って、渡しておくのも手です。(サイトにアップしておくのも可)

最後に、執筆してくれた方に「ありがとうございます」の一言を添えると、円満に進みます。

それでは楽しんで作って下さいね!^^

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アンソロの正式な依頼をしよう【同人アンソロジーの作り方3/4】

さて、概要と執筆候補者が決まれば、依頼をします。

それぞれ執筆者サイドでもスケジュールの都合とかあると思うので、いきなり依頼がきて、「ヨロシク!」というよりも、一度参加の有無を聞いてから、後で正式依頼される方がいいと思います。

アンソロ執筆参加の有無についてですが、イベントでの声かけ、メール等での連絡方法があります。

自分にあった方法で、失礼のないように尋ねてみましょう。

この時点では、発行予定イベント、締め切り、内容(本のテーマ等)、大体のページ数などを伝えておくと、執筆者は参加の有無を判断しやすくなります。

参加の呼びかけで参加意思のある執筆者さんには後日、正確な依頼内容を連絡します。

原稿については混乱や行き違いを避けるために、詳しく書いた規約(締め切り日、ページ数、テーマ等)を、紙の文章なり、メールの文面なりで作成してそれを執筆者さんに渡して依頼します。

 

依頼する際の原稿に関する注意事項

依頼する際の細かい注意点になりますが、アナログ漫画の場合、原稿用紙のメーカーを指定してもいいのですが、嫌がられる場合もあります。

データ原稿は作り方によってはかなり多様なものができあがってきますので、特に注意を払って規約をつくっておく必要があります。(解像度、保存形式、原稿サイズなど)

扉の有無などの指定がある場合は、指定をしておきます。(扉絵もタイトルを入れて準備をお願いします等)

小説の場合は完全原稿でもらう場合、原稿用紙サイズを伝えておく必要があります。

なお、小説はデータでもらって、企画者サイドで編集することもあるかと思いますが、その場合は保存形式を連絡しておきます。 (Win、Macの両方、もしくは企画者サイドのソフトで開けるようにするための、対応方法等)

また、小説はページ数制限がある場合は、1ページの字数目安を伝えておくと親切です。

扉や見だしの有無、本文の装飾についてなど、規定がある時にはそれも合わせて連絡しておきましょう。

コメントなどをもらう際には、そのコメントサイズについても記載しておきましょう。

小さいサイズのコメントなら、(1ページを4つに割ったりとか)それ用のサイズの原稿用紙を渡してもいいと思います。

 

依頼時期について

依頼時期は、あまり直前での依頼は避けましょう。
(執筆者側の締め切りに2~3ヶ月程度あればいいと思います)

また、編集の時間と、遅れる人が出てくるのも見越して、企画者サイドは1ヶ月程度は時間の余裕を持つようにしましょう。

なお、参加を強制するのはマナー違反になりますので、強制するようなことは避けましょう。 (ダメもとでお願いして引き受けてくれることがありますが、断られた場合は食い下がらないようにしましょう)

 

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アンソロの企画を立てよう【同人アンソロジーの作り方2/4】

まず企画を立てます。

企画の立て方は自分の立てやすい方法でいいと思いますが、企画を立てる上での目安になる項目を挙げておきます。

メイン目的

・発行予定イベント日時
・本のテーマ(カップリング限定、○○中心、○○受、○○シチュエーション限定、等)

 

本の仕様関連

・本のサイズ(B5、A5、B6、コミックス版、文庫版ほか)
・印刷方法(オフ本かコピー本か)
・総ページ数(もしくは予定の下限と上限の決定)
・発行部数
・表紙の印刷方法(カラーかモノクロか単色か。他、用紙)
・表紙の加工の有無(PP加工、マットPP加工、箔押し等)
・遊び紙の有無
・とじ方向
・印刷所
・入稿日
・納品日もしくはイベント搬入日

 

原稿規定関連

・原稿の仕様(アナログかデータか混在か)
・原稿の用紙サイズ(投稿サイズ or 同人誌サイズ or他のサイズ)
・原稿を集める方法(郵送、データ転送、メール添付等)
・全体のページ数(もしくは下限と上限)
・原稿返却の有無(アナログ原稿の場合は、返してほしい作家さんが多いです)
・執筆者1人あたりのページ数(ページ数限定、もしきくは下限と上限)
・データの場合は、その規約。(サイズ、保存形式、解像度、グレースケールかモノクロ2当値か両方OKか、データは統合するか、使用可能ソフト等)

 

依頼関連

・誰に執筆を頼むか。&最終的に集める人数
・執筆者への依頼日程、依頼方法
・執筆者の執筆期間(執筆者の締切り)
・あとがきを書いてもらうかどうか
・インフォメスペースを設けるかどうか(あとがきと一緒でも可)
・表紙は誰に描いてもらうか
・ページの順序

などです。

なお、この企画の時点で予算のめどがつかない場合は(印刷代は基本的に企画者が出します)、装丁の予算を下げるか、企画を断念しましょう。

執筆を依頼する作家さんの負担にならないようにするのがマナーです。

部数に関しては、基準が分からない場合は、自分のサークル活動の範囲+αから決めるといいと思います。

また、あとがきをお願いする場合は、1/2ページや1/4ページなどでも大丈夫です。

あとがきを楽しみにしている読者さんも結構いますので、インフォメもかねてそういうスペースを設けてあげるのも、オススメです。

なお、執筆者さんにはできあがった本を無料で1冊は進呈するのが慣例となっているようです。

さて、上記のおおまかなものが決まったら執筆者を集めます。

執筆者集めですが、これは、主催者が執筆依頼者の候補をリストアップして声をかけていく方法と、公募の方法があります。

今回は声をかけていく方法のアンソロ制作を記載をしておきます。

※公募に関しては、私はある意味難しいところがあると思っていますので(お互い全く面識がない場合もあるので、トラブルの際の対処が難しいです)、慎重に進める必要があるかと思います。

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アンソロジーを作ろう【同人アンソロジーの作り方1/4】

アンソロジーとは、ひとつのテーマに沿って、複数の執筆者が書いたものを1冊にまとめた本のことです。

同人活動していると、

「アンソロジーを作りたい!」

とか思うことがあるかと思うのですが(私だけですかね)、

「どうやっていいか分からない!!」

という方のために、インタビューを決行して参りました。

実は私自身はアンソロジーは作ったこともなければ、参加したこともありません。

ずっと遠巻きに、

『いいなぁ~…』

とか、指くわえて見ていたクチです。(爆)

一度アンソロの計画を立てたこともあったのですが、資金不足のため断念。

アンソロジーって誰をゲストを呼ぶかにもよりますが、基本的に人に対するマナーと、お金がないとできないものだと私は思っています。

たとえ身内でも、最低限のマナーと資金は必要だと思っています。

そして

『いつか発行したい……』

と思いつつも、結局アンソロを発行しないまま同人活動を終わってしまいました。

(資金も必要ですが、作家さんに呼びかける勇気も必要なのです。^^;)

で。

こういうサイトを作っても、ず~~っと、ず~~っとアンソロの作り方は気になってておりました。

そして最近、勇気を振り絞って私が同人活動していた時代にたくさんアンソロを出されていた方に、作り方を教えていただけないかとのメールをしたところ、忙しい中にも関わらず、OKのお返事をいただくことができました。

この「アンソロを作ろう」のコーナーはその方の協力によって成り立っております。

この場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございます。

さて、これから説明していく流れは、インタビューを行った方のアンソロの作り方を参考に、宇部が書き足したり、補正したものです。

同人誌の作り方が個々で異なるように、アンソロジーの作り方は、最も個人差が出てくるものだと思いますので、基本はそれぞれが作りやすい方法で作るということになります。

あくまで参考資料として考えていただければと思います。

また、周りにアンソロ経験者がいたら、そちらの方に聞いた方が突っ込んだ話を聞けていいと思いますので、そちらの方に聞かれることを、オススメします。

それではアンソロジーの作り方に進みましょう。

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