初心者のための同人誌作り方講座「同人師。」

3年間同人活動を行った元同人作家が教える、コピー本、オフ本、ペーパー等の、同人誌の作り方サイトです。

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カテゴリー:上製本を作ろう

10-貼り合わせ

表紙の折り目をつけ終わったら、本文と貼り合わせます。

まず本文の背にのりをつけ、表紙の背の部分にそっと位置を合わせながら(この時、天と地が同じ間隔になるように置きます)。図1。

位置が決まったら、そのままどちらかに倒して見返し部分にのりをつけます。図2この時、背の部分が離れてしまわないように位置に気をつけます。(背は完全に表紙に貼り合わせてしまうと本が開きにくくなります。図3のようになるのが理想です。)
そして表紙を貼り合わせます。強力タイプののりだと一度くっつけると位置移動しにくくなるので、ゆっくりと位置をみながら貼り合わせます。
片方が済んだら、同様にもう片方ものりをつけて貼り合わせます。

図3のように開くかどうか確認しておきます。この時、貼り合わせが良くないと、180度開ききることができません。

これで再度重しをして寝かせてできあがりです!

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9-表紙を作ろう(折り目)

のりが乾いたら、落り目をつけます。

図1のように背の部分を折って折り目をつけ、そして、開いた状態になるように折り目をつけます。
折り目をつけるときには表紙が破れないように、慎重に行います。

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8-表紙を作ろう(表紙組立)

台紙と表紙用紙の切り出しが済んだら、パーツを貼り合わせ、組み立てていきます。

表紙用紙の裏に切り出しの際に書いた下書き線にそって台紙を配置します。(図1)
配置が済んだらのり(もしくはボンド、スプレーのり)をつけて、しっかり貼り付けます。

次に補強用紙を補強する部分に当てて、台紙の凹凸に沿って凹凸をつけた後(図2)、補強部分にのりをつけて貼り付けます。
この際、補強用紙と台紙との間に隙間ができないように(図3)貼り付けます。

台紙と補強用紙を貼り終わった後は折り込み部分の天と地の部分にのりをつけて折り、貼り付けます(図4)。
この時も台紙と表紙用紙の折り込み部分との間に隙間ができないように折り目を入れつつ、貼り合わせます。(図3)
折り込む順番は天地(上と下)の部分がまず先です。

天地を貼った後、次に左右を貼ります。
その際、図5のように折り目のなる部分をしっかり爪などで折り目をつけて折り、のりをつけて貼ります。

この貼り合わせの際、スティックのりやボンドなどを使うとのりの水気で台紙が反るので、のりを貼り終わった後は必ず重しをしてしばらく寝かせておきます。
重しをして台紙が平らになるようにしておかないと、本になったときに表紙が反って、開きにくくなってしまうので注意が必要です。

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7-表紙を作ろう(表紙用紙切り出し)

台紙の切り出しが済んだら、次は表紙用紙を切り出しします。

まず表紙に印刷したいものを使いたい時は、先に印刷(コピー)を済ませておきましょう。
(表紙に印刷してから作る方法はまた別途記載します)

次に表紙用紙を裏にした状態で台紙分の幅を取り(この時台紙を配置して枠を取ると楽です)、折り込み分を各辺25mmと、溝の部分を8mmとり、鉛筆で線をひきます。
A5本制作で表紙用紙にB4を使用している場合は25mmよりも少し足りぐるしくなりますが、それでもいいと思います。
線を引き終わったら、定規を当てて、カッターで切り取ります。

表紙用紙の次に表紙用の補強に使う、和紙を切り出しします。
この和紙のサイズは本文の補強に使うのよりも少し幅が広めですが、本文制作中に2枚切り出しておくのとこの時の作業がひと手間省けます。

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6-表紙を作ろう(台紙制作)

本文の作業が済んだら、次は表紙制作です。
まず色紙から表紙のサイズの台紙を切り出します。

A5本(正確にはA5よりちょい大きめ)だと扉用に縦216mm×横149mmを2枚切り出します。
背表紙用に本文の縦216mm×(背幅分+3mm)を1枚切り出します。(下図参照)

この台紙を切り出す時に、斜めになったり、サイズが違ったりすると仕上がり時にいびつな形状になってしまうので、正確に縦と横の長さを測かり、定規をあててカッターでまっすぐ切ります。
色紙は厚いので一度では切り落とせず、何度も刃を通すことになります。
その際、刃がズレたりしないように注意しましょう。

B5本は色紙だとサイズが足りないので、ボール紙(文具屋の紙コーナーに大体おいてあります)を使用します。
ボール紙は1枚だと厚みが足りないので、2枚をスプレーのりなどで接着させ、重しをして一晩寝かせたものを切り出しして使います。
2枚で厚みが足りないという方は、3枚貼り合せたものでもいいと思います。 (切り出しサイズは上図の★応用★を参照して下さい)

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5-中身(本文)を作ろう3(本文補強)

接着剤が乾いたら、背の部分を補強する作業をします。

まず図1のように補強用の和紙を縦20cm(A5本の場合が20cm。B5本の場合は縦の長さから1cm引いた長さ)、横は背幅の厚さ(ページ数や紙の厚さによって変わるので、測ってください)+2cmを切り出します。

次に図2のように天と地それぞれ5mmあけて、和紙を背の部分に貼ります。

和紙を貼り終わったら、半分に折った見返し用紙を図3のようにして和紙の部分にのりをつけて貼り合わせます。

貼り合わせた後、再度重しをして寝かせます。
これで本文の作業は完了です。

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4-中身(本文)を作ろう2(無線とじ製本)

コピーが済んだらそれぞれ半分に折っていき、ページ順にとっていきます。
紙を折るときは背の部分にしっかりと折り目をいれておきましょう。
また、断裁をしない場合、きちんと半分に折らないと小口がガタガタになります。

折とページ順に取るのが終わったら、紙を整え、下図の図1のように背の部分近くと、背以外の部分をクリップで止めて、紙がズレて動かないように固定させます。

次に図2のように背の部分にボンドをつけていきます。
それぞれのページがバラバラにならないように、隙間を埋めるような感じで塗ります。
この時ボンドのつけ方が悪いと、ページがバラバラになります。

塗り終わったら、図3のように本などで重しをして(重しをするときは、重しにボンドがつかないように紙を敷いておきましょう )一晩ほど寝かせます。

なお、
『ボンドで作業するのがメンドクセ~! 寝かせて待ってる時間なんてネー!』
って方のために、裏技も紹介しておきます。

★のり編(裏技)
ボンドのかわりに背の部分にのりを3~5mmほど塗って、貼りつけていく方法です。
図1のようにクリップで止めて、後は1枚1枚を図4のように背の部分にのりをつけて貼り合せていきます。
のりをつける部分が狭いほど(3mmとか2mmになるほど)綺麗に仕上がります。
のりをつけた後は重しをしてしばらく寝かせておきます。
この方法のメリットはボンドに比べて乾くのが早いことと、ボンドのように面倒くさくなく、ページ数が多くても大丈夫ということです。
デメリットは仕上がったときにのりのある部分が根元まで開ききらないということと、ボンドよりも接着力が弱いため、のりの付け方が悪いとそのページ同士がはがれてしまうという欠点があげられます。

★ホッチキス編(裏技2)
俗にいう平とじという方法です。
ページ順に取り終わった本文の背の部分をホッチキスで綴じる方法です。(図5)
この方法のメリットはボンドやのりよりも簡単であるということです。
デメリットは仕上がった本が読みにくくなってしまうことと、36P程度までしかホッチキスが通らないということです。

多分、一番綺麗にできるのはボンドでの製本だと思います。
で、その次がのりでの製本。ホッチキスでするのは自家上製本の場合、あまりオススメしません。
かくいう私は面倒くさがりなので、今のところのりで作る方法でいってます。

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3-中身(本文)を作ろう(面付)

次に原稿を仕上げてしまいましょう。
自家上製本は背幅が決まらないと作業を先に進めることができないので、まず中身(本文)から作っていくことになります。
本文の基本的な作り方はコピー本と同じですが、表紙(表1~表4)を除いた分を作ります。

◆今回の仕様
・自家上製本
・44P(うち、本文40P)
・表紙の紙はレザック66スカイ130kgA3を使用(B4でも可)
・見返しの紙はタントL-50の130kg、A42枚を使用
・右とじ
・本文無線とじ

今回は40Pと分厚く、この厚さになるとホッチキスが通らなくなってきます。
今回は4P単位でコピーをして折った背をのりで綴じる、無線とじという方法で製本します。
無線とじを自分でするとなるとひと手間かかるのですが、好きなだけページを増やせるというメリットがあります。

まずページの先頭から4P単位で本文を分けていきます。
上記図を参照して4P単位で面付けしていきます。(テープを貼るのは裏面)
図は原稿面が上になった状態で面付したページ数を書いています。
右とじの場合、面付時、奇数Pが必ず左にきて、偶数Pは必ず右にきます。

そして1と4を面付したものを表にコピーし、その裏に2と3を面付したものをコピーします。
そういう風に、以降、白い枠で囲っているものがそれぞれ表裏にくるようにコピーをしていきます。

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2-道具を揃えよう

自家上製本はコピー本のちょっと手間をかけたバージョンなので、基本的にコピー本を作る要領で進めることになります。
下記は
上製本を作るのに必要な道具類です。

◆色紙2枚
表紙の台紙になるもの。
表紙の紙が薄いと下の柄が見えることがあるので、無地でできるだけ色のついてないものが良い。
表紙と裏表紙用にそれぞれ1枚ずつ必要。
ボール紙(ダンボールではない。工作の時などに使う厚紙)を2枚貼り合わせて使う手もあり。
その際は張り合わせた後、重しをして1日寝かせておくこと。

◆表紙用紙
B4より少し大きめ以上のもの1枚。なければ別にB4でもOK。
特殊紙などを使うと見栄えがいい。
少し厚手のものが良い。あまり薄いものは下が透けて見えたり、破れることがあるので避けた方が良い。
表紙に印刷(もしくはコピー)したものを使いたいのならば、作業にかかる前に済ませておくこと。
製本時にはみ出さないように位置を測ってコピーする必要がある。

◆見返し用紙
本文と表紙を貼り合わせる役目を持つ。
A4のものが2枚必要。特殊紙などを使うとキレイ。
ただしトレペなどの透明紙や、薄い紙などは(下の加工部分が見えるため)避けた方が良い。

◆和紙
背の部分の補強に使う。
A4のもの1枚。
折れや曲げに強そうな紙ならば別に和紙でなくともよい。

◆のり
スプレーのりや、スティックのりなど。
こだわる人ならば、スプレーのりなどの水分の少ないのりの方がキレイにできるのではないかと思われます。
今回は簡単につくる意味も含めて、スティックのりを使用。(単にスプレーのりの飛散防止作業の手間だ面倒だったとも)
スティックのりを使うのなら、強力タイプのものをオススメ。

◆定規、カッター、カッターマット
カッターはよく切れるもの。
定規はA5よりも長いもの。
カッターマットも100円均一のものでいいので、用意しておきたいです。

◆コピーの済んだ本文(中身)
今回中身は無線とじという方法を使って作業します。
詳細はまた解説しますが、中とじ製本と面付けが違ってきますので注意が必要です。
中とじや平とじで上製本を作ろうと思えばできないこともないですが、仕上がりがイマイチになります。

◆クリップ
写真にあるようなクリップや、写真にはないけど平たい面のあるクリップを数個(3個以上)。
中身の製本時、紙を固定させるのに使います。

◆ボンド
写真にはありませんが、無線とじ製本をするときに使います。あと、ボンドを使う際は塗るための筆が必要です。

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1-上製本を作ろう!

上製本。俗にいうハードカバーの本のことですが、本を出すからにはいつかは上製本で作ってみたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも上製本って印刷所や製本所に頼むと高い!
そんな方のために、手間と暇と根性さえあればできる自家上製本の作り方を公開いたします。

上製本の各部の名称は図の通りです。

で、上製本を作るのにもやはりコピー本などと同じように本のサイズ、ページ数などを決めておかなくてはなりませんが、今回はほぼA5サイズ(A5ジャストよりもやや大きめ)のみの紹介となっております。
B5本やA5ジャスト本については画像の紹介はしませんが、方法だけを後でまとめて記載しておきます。
それで今回のページ数は表紙ページ数も含めて(見返しのペラはページ数に含みません)44Pです。
上製本は少し厚みのある(ページ数が多い)方が作りやすいように思います。
なお、上製本は背幅を正確に測って作る必要があるので、本文のコピーが完了してから取りかかることを(そうでないと厚さが分からないため)オススメします。

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