それぞれの原稿のページ数や内容と相談を見合わせながら、順番を決めていきます。
(この順番が結構悩むそうです)
この際、穴埋めしなくてはならない場合が多分に出てきますので、その穴埋めもしておきます。
また、目次や編集後記、コメントページなども作ります。
原稿が揃ったら、ノンブルを打って、入稿を済ませて完了です。
本が出来上がったら、お礼をかねて執筆者さんには1部づつ進呈していることが多いようです。
本の進呈方法は執筆依頼時に希望を聞いておくといいかもしれません。
とまぁ、アンソロ作成の流れは以上のようになります。
少しは参考になったでしょうか。
本当はもっといっぱい質問してたのですが、何せアンソロを作ったことがない人間がアンケートをまとめたものですから、何を載せてよいものやら分かってないんですね。(正直)
あと、アンソロ制作の上でのちょっとしたメモを記載しておきます。
アンソロは色んな人が関わってきますので、対人関係が重要な位置を占めます。
なので、約束を破らないようにすることが大事になってきます。
また、自分が知っていることや、常識的なでも、依頼された方では知らないことがあります。
そういう方の質問には丁寧に対応する必要があります。
同じ質問を防ぐためには、Q&A集などを作って、渡しておくのも手です。
最後に、執筆してくれた方にありがとうの一言を添えると、円満に進むと思います。
それでは楽しんで作って下さいね!
原稿については混乱を避けるために、詳しく書いておきます。
マンガの場合、アナログは原稿用紙のサイズや、このサイトに記載してあるような注意事項などです。
原稿用紙のメーカーを指定するのもアリですが、嫌がられる場合もあります。
データは作り方によってはかなり多様なものができあがってきますので、特に注意を払って規約をつくっておく必要があります。(解像度、保存形式、原稿サイズなど)
扉の有無などの指定がある場合は、指定をしておきます。
小説の場合は完全原稿でもらう場合、原稿用紙サイズを伝えておく必要があります。
なお、小説はデータでもらって、企画者サイドで編集することもあるかと思いますが、その場合は保存形式を連絡しておきます。
(Win、Macの両方、もしくは企画者サイドのソフトで開けるようにするための、対応方法等。)
また、小説はページ数制限がある場合は、1ページの字数目安を教えてあげると親切です。
扉や見だしの有無、本文の装飾についてなど、規定がある時にはそれも合わせて連絡しておきましょう。
コメントなどをもらう際には、そのコメントサイズについても記載しておきましょう。
小さいサイズのコメントなら、(1ページを4つに割ったりとか)それ用のサイズの原稿用紙を渡してもいいと思います。
・発行したいイベント(そのイベントが開催される日時)の決定
・おおまかな本の装丁(オフ本かコピー本か、表紙がカラーかモノクロか等)
・本のサイズ
・原稿のサイズ
・原稿はアナログか、データか、もしくは混在か。
・データの場合は、その規約。(サイズ、保存方法、解像度、グレースケールかモノクロか、他、注意点)
・おおまかなページ数(もしくは下限と上限、または、一人当たりのページ数等)
・テーマがあれば、テーマやカップリング等
・誰に執筆を頼むか。また、その集める人数
・執筆者への依頼日程、依頼方法
・執筆者の執筆期間(執筆者の締切り)
・各執筆者のおおまかなページ数と、その規約(ページの下限や上限等と、執筆の上での注意点)
・印刷所
・入稿までのスケジュール
・表紙は誰に描いてもらうか
などです。
なお、この企画の時点で予算のめどがつかない場合は(印刷代は基本的に企画者が出します)、装丁の予算を下げるか、企画を断念しましょう。
執筆を依頼する作家さんの負担にならないようにするのがマナーです。
(私は金銭面の都合がつかないために断念したことがあります。あと声をかける勇気がなかったというのもあります)
部数に関しては、基準が分からない場合は、自分のサークル活動の範囲から決めるといいと思います。
さて、上記のおおまかなものが決まったら執筆者を集めます。
執筆者集めですが、これは、主催者が執筆依頼者の候補をリストアップして声をかけていく方法と、公募の方法があります。
今回は声をかけていく方法のアンソロ制作を記載をしておきます。
公募に関しては、私はある意味難しいところがあると思っているので(お互い全く面識がない場合などがあるので)、慎重に進める必要があるかと思います。
さて、概要と執筆候補者が決まれば、依頼です。
それぞれ執筆者サイドでもスケジュールの都合とかあると思うので、いきなり依頼がきて、「ヨロシク!」というのよりも、一度参加の有無を聞いてから、後で正式依頼される方がいいと思います。
アンソロ執筆参加の有無についてですが、イベントで声かけ、メール、手紙等での連絡方法があります。
自分にあった方法で、失礼のないように尋ねてみましょう。
この時点では、締め切り、原稿サイズ、ページ数、原稿はデータかアナログかなど、執筆者の判断に必要な情報を伝えておくと、執筆者は判断しやすくなります。
参加を了解してもらえた人には正式な内容の詳細を伝えて、依頼をします。
依頼時期ですが、あまり直前での依頼は避けましょう。(執筆者側の締め切りに2~3ヶ月程度あればいいと思います)
また、編集の時間と、遅れる人が出てくるのも見越して、企画者サイドは1ヶ月程度時間を持っているといいと思います。
なお、参加を強制するのはマナー違反になりますので、強制するようなことは避けましょう。
(ダメもとでお願いして引き受けてくれることがありますが、断られた場合は食い下がらないようにしましょう。)
実は宇部自身はアンソロジーは作ったこともなければ、参加したこともありません。
ずっと遠巻きに、
『いいなぁ~…』
とか、指くわえて見ていたクチです。
一度アンソロの計画を立てたこともあったのですが、資金不足のため断念。
アンソロジーって誰をゲストを呼ぶかにもよりますが、基本的に人に対するマナーと、お金がないとできないものだと私は思っています。
たとえ身内でも、最低限のマナーと資金は必要だと思っています。
で、いつかしたい。と思いつつも、結局アンソロはできないまま同人活動を終わってしまいました。
(資金も必要ですが、作家さんに呼びかける勇気も必要なのです)
で、こういうサイトを作っても、ず~~っと、ず~~っとアンソロの作り方は気になってておりました。
そして最近、勇気を振り絞って私が同人活動していた時代にたくさんアンソロを出されていた方に、
作り方を教えていただけないかとのメールをしたところ、
忙しい中にも関わらず、OKのお返事をいただくことができました。
この「アンソロを作ろう」のコーナーはその方の協力によって成り立っております。
この場を借りてお礼申し上げます。
さて、これから説明していく流れは、インタビューを行った方のアンソロの作り方を参考に、宇部か書き足したり、補正したものです。
同人誌の作り方が個々で異なるように、アンソロジーの作り方はもっと個性差が出てくるものだと思いますので、基本はそれぞれが作りやすい方法で作るということになります。
あくまで参考資料として考えていただければと思います。
また、周りにアンソロ経験者がいたら、そちらの方に聞いた方が突っ込んだ話を聞けていいと思いますので、そちらの方に聞かれることを、オススメします。
それではアンソロジーの作り方にいってみましょう。
]]>まず本文の背にのりをつけ、表紙の背の部分にそっと位置を合わせながら(この時、天と地が同じ間隔になるように置きます)。図1。

位置が決まったら、そのままどちらかに倒して見返し部分にのりをつけます。図2この時、背の部分が離れてしまわないように位置に気をつけます。(背は完全に表紙に貼り合わせてしまうと本が開きにくくなります。図3のようになるのが理想です。)
そして表紙を貼り合わせます。強力タイプののりだと一度くっつけると位置移動しにくくなるので、ゆっくりと位置をみながら貼り合わせます。
片方が済んだら、同様にもう片方ものりをつけて貼り合わせます。
図3のように開くかどうか確認しておきます。この時、貼り合わせが良くないと、180度開ききることができません。
これで再度重しをして寝かせてできあがりです!
]]>
図1のように背の部分を折って折り目をつけ、そして、開いた状態になるように折り目をつけます。
折り目をつけるときには表紙が破れないように、慎重に行います。
表紙用紙の裏に切り出しの際に書いた下書き線にそって台紙を配置します。(図1)
配置が済んだらのり(もしくはボンド、スプレーのり)をつけて、しっかり貼り付けます。
次に補強用紙を補強する部分に当てて、台紙の凹凸に沿って凹凸をつけた後(図2)、補強部分にのりをつけて貼り付けます。
この際、補強用紙と台紙との間に隙間ができないように(図3)貼り付けます。

台紙と補強用紙を貼り終わった後は折り込み部分の天と地の部分にのりをつけて折り、貼り付けます(図4)。
この時も台紙と表紙用紙の折り込み部分との間に隙間ができないように折り目を入れつつ、貼り合わせます。(図3)
折り込む順番は天地(上と下)の部分がまず先です。
天地を貼った後、次に左右を貼ります。
その際、図5のように折り目のなる部分をしっかり爪などで折り目をつけて折り、のりをつけて貼ります。
この貼り合わせの際、スティックのりやボンドなどを使うとのりの水気で台紙が反るので、のりを貼り終わった後は必ず重しをしてしばらく寝かせておきます。
重しをして台紙が平らになるようにしておかないと、本になったときに表紙が反って、開きにくくなってしまうので注意が必要です。

まず表紙に印刷したいものを使いたい時は、先に印刷(コピー)を済ませておきましょう。
(表紙に印刷してから作る方法はまた別途記載します)
次に表紙用紙を裏にした状態で台紙分の幅を取り(この時台紙を配置して枠を取ると楽です)、折り込み分を各辺25mmと、溝の部分を8mmとり、鉛筆で線をひきます。
A5本制作で表紙用紙にB4を使用している場合は25mmよりも少し足りぐるしくなりますが、それでもいいと思います。
線を引き終わったら、定規を当てて、カッターで切り取ります。
表紙用紙の次に表紙用の補強に使う、和紙を切り出しします。
この和紙のサイズは本文の補強に使うのよりも少し幅が広めですが、本文制作中に2枚切り出しておくのとこの時の作業がひと手間省けます。
A5本(正確にはA5よりちょい大きめ)だと扉用に縦216mm×横149mmを2枚切り出します。
背表紙用に本文の縦216mm×(背幅分+3mm)を1枚切り出します。(下図参照)

この台紙を切り出す時に、斜めになったり、サイズが違ったりすると仕上がり時にいびつな形状になってしまうので、正確に縦と横の長さを測かり、定規をあててカッターでまっすぐ切ります。
色紙は厚いので一度では切り落とせず、何度も刃を通すことになります。
その際、刃がズレたりしないように注意しましょう。
B5本は色紙だとサイズが足りないので、ボール紙(文具屋の紙コーナーに大体おいてあります)を使用します。
ボール紙は1枚だと厚みが足りないので、2枚をスプレーのりなどで接着させ、重しをして一晩寝かせたものを切り出しして使います。
2枚で厚みが足りないという方は、3枚貼り合せたものでもいいと思います。 (切り出しサイズは上図の★応用★を参照して下さい)